ビジネス・資格

【macOS Catalina】への移行による0ffice(オフィス) 2011の対応手順のまとめ

こんにちは!MacBook Pro(2016 13inch)を愛用する るるやま です。「macOS Catalina」への移行をした際に、利用したセキュリティソフト「ロシア製のカスペルスキー」が、機能しなくなってしまった経験があります。
その際いろいろ調べたら、OSを更新した方がよさそう、という結論になり、更新してみました。

すると、Officeの各アプリに下記のような「利用できない」マークがついてしまいました。

office2011のアイコン
るるやま
るるやま
「macOS Catalina」にアップデートすると、32bitのアプリである「Office 2011」は利用できなくなるよ。

このような場合は、どうしたら良いのでしょうか??

るるやま
るるやま
結論をいうと、「①マイクロソフトの0fficeを3種類のサービスから選択する。」「②互換性のあるオフィスソフトを利用する」の2種類を選ぶことになるよ。

本記事の内容

この記事を読んでいただくと、「macOS Catalina」の移行によるOfficeの対応について理解できます。
・マイクロソフト「Office」への切り替え対応
・互換性のある「ソフト(アプリ)」への切り替え対応

macOS Catalina バージョン10.15 は、32ビットのアプリが利用できなくなります。Office 2011」は32ビットのアプリで、2017年10月10日にサポートが終了しています。

マイクロソフト「Office」への切り替え対応

 

今まで通り、マイクロソフトの家庭向け「Office」を利用する場合、3つの方法があります。
無料タイプですが、機能的制限のある「①Web版Office」、有料タイプでユーザーの使い方に応じて選べる「②Microsoft 365 (サブスクリプション型)」、「③Office 2019(インストール型)」の3種類になります。

(1)無料のWeb 版 Office(Office Online)を利用する

Microsoft アカウントの登録とインターネットの接続があれば、無料で一定の機能が利用できるOfficeです。
既に作成してある文書を、追加修正するような利用方法でしたら、まずはこちらで登録をして利用することもアリです。

ログインキャプチャ

例えば、ワードのトップページは下記のような感じです。使い勝手は悪くないですよ!

無料版でできないことは下記のような項目になります。

Word・マクロの作成・実行
・一部関数がMicrosoft 365(有料版)と動作が異なる。
・「データの入力規則」を新規で設定する。
・パスワードで保護されたファイルを開くこと 等
Excel・マクロの記録・実行
・パスワードで保護されたファイルを開くこと
・図形の追加
PowerPoint・スライドマスターの編集
・グラフの追加
・フッダー、ヘッダーの編集 等

(2)Microsoft 365(サブスクリプション型)を利用する

Microsoft 365は、ビジネスでOfficeをフル活用する方に適したサービスです。利用可能アプリも豊富ですし、ストレージやサポートサービスなども充実している点が、インストール型と異なります。

Microsoft 365

(引用:マイクロソフト様)

価格¥12,984/年 (税込)
利用可能アプリWord、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook、Publisher、Access
利用可能端末Windows PC、Mac、iPad、iPhone、Android タブレット、Android スマートフォンなどの複数のデバイスにインストール可能
その他の特徴・更新プログラムを自動的に受け取ることが可能
・1TBのOneDriveストレージ、1か月あたり60分のSkype無料通話、電話とチャットによるMicrosoftサポートなどのサービスも含まれる。

Microsoft 365(サブスクリプション型)のお申し込み

サブスクリプション(サブスク)とは、「定期購読」「予約購買」という意味で、消費者が製品やサービスごとに購入してお金支払うのではなく、それを一定期間利用できる「権利」に対してお金を支払う方法です。現在は、大手企業を中心に、「Amazonプライム」や「Apple Music」など月額や年額の会費を支払うことで利用できるサービスが、とても増えています。

(3)Office Home & Business 2019(インストール型)を利用する

「Office Home & Business 2019」は、Officeを個人で利用する方に適したサービスです。利用端末や利用可能なアプリの数に制限があります。

価格¥38,278(税込)
利用可能アプリWord、Excel、PowerPoint、Outlook
利用可能端末2台利用可能(Windows PC、Mac)
その他の特徴60日間のMicrosoftサポートあり

互換性のあるオフィスソフトを利用する。

Officeと互換性のある他のオフィスソフトは、有料、無料、様々なものがあるので、有料と無料でおすすめのソフトをそれぞれ1点記載します。

(1)有料のオフィスソフト(マイクロソフト以外)

WPS Office for Mac(キングソフト)

キングソフトは、オフィス総合ソフトだけでなく、セキュリティ対策ソフト「KINGSOFT INTERNET SECURITY」が有名です。
低価格でMicrosoft Officeとの高い互換性に強みを有しているソフトです。

WPS for Mac
価格¥3,584 (税込)
利用可能アプリ・3つの基本Officeソフト
ワープロ(Writer)+表計算(Spreadsheets)+プレゼンテーション(Presentation)
・基本フォント11書体(29種類)
利用可能端末Mac(2019年10月9日に発売されたばかりで、macOS Catalinaにも対応)
その他の特徴文書作成、スライド資料、表計算、PDFを1つのウィンドウ内のタブで表示・管理することができるので、デスクトップやDockをシンプルに利用

(2)無料のオフィスソフト(マイクロソフト以外)

Google Dogs

Googleが提供するブラウザ(Chorme・Safari・IE)上で利用をするアプリのため、ファイルをGoogleにアップロードして利用します。パーソナルは無料で利用が可能で、マイクロソフトOfficeとの互換性も非常に高いです。

価格無料
利用可能アプリ・3つの基本Office系アプリ+フォーム
ドキュメント(Word)・スプレッドシート(Excel)・スライド(Powerpoint)・フォーム(Google独自)の4種類
利用可能端末Mac(2019年10月9日に発売されたばかりで、macOS Catalinaにも対応)
その他の特徴文書作成、スライド資料、表計算、PDFを1つのウィンドウ内のタブで表示・管理することができるので、デスクトップやDockをシンプルに利用

まとめ(るるやまが利用を決めたソフト)

るるやま
るるやま
るるやまが購入したのは、互換性のあるオフィスソフト「WPS Office for Mac」に決めたよ。

 

このソフトを利用して、またその感想について、記事にしたいと思います。

初期画面は、下記、ワープロ(Writer)+表計算(Spreadsheets)+プレゼンテーション(Presentation)の中から選択して、作成を行います。

WPSの画面

今日も、記事をお読みいただき、ありがとうございました!
るるやま @ruruyamasan でした。