本記事の内容
この記事を読んでいただくと、WEBマーケティングの基礎が学ぶことができます
・元ECコンサルタントの視点で、3回にわけてWEBマーケティングについてご理解頂けます。
・これからECを立ち上げようとする方、ECサイトを運営して売上を上げようとする方に読んで頂きたいです。
電子商取引の市場動向は？
電子商取引は、BtoB市場：図１（Business to Business）とBtoC市場：図２（Business to Customer）、CtoC市場：図３（Customer to Customer）の３つの市場があります。年々どの市場も伸びていますが、直近でいうと、メルカリやラクマ、PayPayフリマなどのフリマアプリ市場が急拡大してますね。るるやま この３つのフリマアプリは利用しています。
図1.BtoB市場
2018年のBtoB市場規模は約344兆円で前年比は108%となっている。企業同士の取引に、EDI（Electronic Data Interchange）という電子データの交換が可能な仕組みが整備されてきたことが原因です。特に、業界全体で標準化の取り組みを強化している輸送機械や流通BMSが進展する卸売業等で前年比が伸びている。
図２．BtoC市場
2018年のBtoC市場規模は、約18兆円で前年比でBtoBと同様で約108%となっています。また、構成比は、物販系分野51.7%、サービス系分野37%、デジタル系分野11.3%となっていまして、物販系では、ファッションや食品の構成比が高くなっています。
図３． CtoC市場
2018年のCtoC市場は、フリマ市場が急速に伸びており、2018年は6,392億円で前年比は132%となっています。また、オークション市場は、2018年は１兆133億円でほぼ前年同様になっていますので、フリマ市場にオークション市場のお客様が移行しているのかもしれません。るるやま も以前は、ヤフオクのヘビーユーザーでしたが、最近はほとんどフリマです。
(１)フリマ市場
(2)オークション市場
（出典：平成 30 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備）
WEBマーケティングとは？
WEBマーケティングとは、企業や個人が、インターネットを利用して、その目的を達成するために行うマーケティング活動のことです。
その目的は、（１）売上や利益の向上、（２）見込み顧客（お問い合わせ）の増加、（３）ブランディング、になります。
WEBマーケティングの公式とアクション
（１）集客×（２）コンバージョン（成約）×（３）リピート率 で表せます。その項目ごとのアクションが下記の図になります。
では、BtoBとBtoCで、お客様を集客して、WEBページ内を回遊させて、成約させる、という一連の流れに違いはあるのでしょうか？
WEBサイトのお客様の導線
お客様の導線は、下記の図のようになると思います。
BtoB用のWEBサイト
BtoBのWEBサイトは、目的が問合せになることが多いと思います。そのため、問合せフォームでいかにお申し込みをさせるかが、WEBマーケティングのゴールになりがちですが、その後の営業活動（フォロー）をしっかり行って、企業や個人の売上・利益には繋げる必要があります。
BtoC用のWEBサイト（ECサイト）
BtoC用（ECサイト）の目的は、商品を購入していただくことだと思います。そのため、いかにカートに入れて決済をさせるかが目的になりがちですが、注文処理と配送をしっかりと行い、更にリピート購入をして頂くことがゴールになります。
WEBマーケティングの進め方
WEBマーケティングは、PDCAのサイクルを回すことが重要です、まずその目標を設定するところ（Plan)から始まります。目標と現在のGAPを明確にした上で、そのGAPを埋める施策を考えて実施（Do）します。その上で、日、週、月、年単位でデータ検証（Check）を行い、更に改善策を実施します。（Action）
WEBマーケティングの指標は？
WEBマーケティングは、①集客、②コンバージョン、③リピート、それぞれのアクションに対して、PDCAをまわす活動をすることです。
（１）集客の指標
（２）コンバージョンの指標
（３）リピートの指標
ショッピングモールの特徴や販売戦略の考え方を下記の記事でまとめています。
今日も、記事をお読みいただき、ありがとうございました！次回は、ECサイトのWEBマーケティングをテーマに記事を記載したいと思います。
るるやま @ruruyamasan でした。
